きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「5年3組リョウタ組」 石田衣良(角川文庫)
【誰かを教えることが、自分を教えることになる】
教師も同じ人間。
新任教師として赴任してきた中学の担任と自分が同じ年になった時に、しみじみと思った。
背伸びしたがりの小生意気な言動で相当な苦労をかけたんだなぁ、と。
でも、最後まできちんと私たちと向き合って指導をしてくれた担任は、まぎれもない「先生」でした。
いまもお元気で教鞭をとられているのかしら?
良太と染谷。
まったくタイプの異なる二人が、同じ教師として互いを認め合い、
協力しながら問題に対峙していく様子が小気味よかった。
内容(「BOOK」データベースより)
希望の丘小学校5年3組、通称リョウタ組。担任の中道良太は、茶髪にネックレスと外見こそいまどきだけれど、涙もろくてまっすぐで、丸ごと人にぶつかっていくことを厭わない25歳。いじめ、DV、パワハラに少年犯罪…教室の内外で起こるのっぴきならない問題にも、子どもと同じ目線で真正面から向き合おうと真摯にもがく若き青年教師の姿を通して、教育現場の“今”を切り取った、かつてなくみずみずしい青春小説。
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