きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ユダの覚醒 上・下」 ジェームズ・ロリンズ(竹書房文庫)
【今だけは、嘘でもいいから大丈夫だと答えてほしかった】
シズマフォースシリーズ3作目。
アメリカ映画を見ているような感覚に始終付きまとわれながら、一気に読了。
そのスケールの大きさは、期待を裏切ることはない。
繊細な感情の機微や情景を読み取りながら余韻に浸るのではなく、
大胆なアクションと人類の歴史を単純に楽しみながら、先へ先へと夢中になって読み進めていった。
この物語は、次作への謎と期待を残しながら幕を閉じる。
手に取るのが楽しみだ。
内容(「BOOK」データベースより)
ギルドに捕えられたリサは、巨大クルーズ船の船内に作られた研究施設で、『東方見聞録』の失われた章に記述されていた病原菌「ユダの菌株」の解明を迫られていた。そして、発症した患者のうち、ただひとり生き残った女性スーザンに解明のヒントがあると確信する。一方、グレイは両親を人質に取られたまま、セイチャンとヴァチカンの考古学者ヴィゴーの協力のもと、「天使の文字」を解読しつつ、『東方見聞録』の失われた章に記された場所にたどり着きつつあった。そして、モンクはリサを救出し、クルーズ船から脱出する算段を立てていた…歴史と科学の道筋が、ある世界遺産の一点を示す中、世界各地でも新たな患者が発生し始める…。果たして「ユダの菌株」とは一体何なのか?グレイの両親の運命は?そして、組織を裏切ったセイチャンは本当に信用できるのか…。
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