きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「逆説の日本史2 古代怨霊編」井沢元彦(小学館文庫)
論題を提示し、論拠を示し、結論を述べる。
このホップ・ステップ・ジャンプがわかりやすいうえにおもしろい。
井沢氏の説もひとつの説で、史実と断言できるわけではないということを念頭に置いても、
半端ない説得力。
章タイトルで個人的にそれほど興味が持てるとは思わなかった
天智天皇と天武天皇についての考察がものすごく面白かった。
ここだけ再読したいくらい興味深い。
そして持統天皇の執念とも言える頑張り。
奈良の大仏の「製造工程」の図解は必見。
わかりやすいうえにすごかった。
そんな大仏が役立たず認定されている残念感が半端ない。
三井寺……行ったよ。
ちょっと時間あるし、通り道に有名そうなお寺があるから寄ってみる?
的なノリで軽く立ち寄ってみたけど、この本読んでから行ったら
ものすごく面白かったんだろうなぁ。
そもそも、奈良に行く前に読むべくして買った本なのに、
行ってから1年以上たってから読んでいるていたらく。
まぁ、何事もタイミング。
今後の自分の為に、行った場所・行きたい場所を記載していくことにしました。
◆行った場所:三井寺・佐渡島・法隆寺・東大寺
◆読みたい本:『隠された十字架』梅原猛
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