きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「京恋路上ル下ル」夕映月子 (ディアプラス文庫)
恋人として向き合うまでの気持ちのすれ違いがなんともいたたまれないふたり。
傷ついたり振り回されたりしながら
次第に変わっていく気持ちの変化とそれぞれの成長が
とても丁寧に描かれていて、好感が持てる。
自分本位の好きから相手を思いやる好きに変わっていった颯馬。
目を瞑ってきた自分の気持ちに気付いた伊織の葛藤が切ない。
颯馬イイ子なんだけどなー。
イイ子なのに何故かイラッとさせられる残念感。
でも、あと10年たったらものすごく素敵な壮年期を迎えそうな予感がひしひしと。
溢れんばかりの愛情を伊織に注いで抱きしめ続けてくれるんだろうな。
好きで好きで好きで。の気持ちが溢れるお借り本。
京都はせっかく行ったのに一日まるっと潰してホテルで寝込んでいたのが最後なので、
いつかリベンジ!
PR
COMMENT