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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ウィルスの暗躍」ジェームズ・ロリンズ(竹書房文庫)

クマに襲われるのも恐怖だけど、
蟻に齧り殺されるのも嫌。ヒヒに殺意を持って襲撃されるのも嫌。
なんかもう、想像するだけで気絶しそうな脅威が次々に襲い掛かってくるジャングルの中を
ひたすらさまよって上巻読了。
シグマの面子と合流したケイン(軍用犬)が癒しだった。
抱きつきたい。(多分迷惑)
アフリカのコンゴで発生した奇病。
攻撃性を増した自然界の生き物。
その原因と目されるのはウィルス。
それは自然界が人間に発した警鐘。
人間の悪意も加味されたその脅威に、彼らはどう立ち向かうのか?
同時多発的に起きる出来事を追いながら、何もかもが謎だらけのまま次巻へ。

コンゴの人たちの搾取のされ方がひどい。
象牙やゴムの強制的な採集のノルマ未達成の場合の代償が手足の切断。
植民地支配のなんたるや……。
コンラッドの『闇の奥』を読んだのがちょうど10年前。
いつか再読しよう。

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