「頼みたいことがある」「いいですよ」
そんな程度のやりとりで成立した依頼だったけれども。
いざ取り掛かってみれば世界中を飛び回る羽目になった上、
何度も狙撃主に狙われる命懸けの任務。
学術的な謎解きとアクションの二本柱は相変わらずだけど、
今回はタッカーと相棒犬ケインのワンチームが満身創痍で頑張りきった。
タッカーから発せられた命令に、え? そこまで? と思ったけど、
ケインがその意味を理解していなかったことにほっとする。
敵方がわりとあっさり倒されていった感じはするけれども、
ラスト、粋な計らいがダブルで続いて、読後感は上々。
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