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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「百年の孤独」ガルシア・マルケス(新潮文庫)

恐るべし想像力。そして創造力。
鷲掴みにされて読んだけど「おもしろかった」という言葉は出てこなくて。
ただただ「すごかった」。
圧巻。
時に幻想的であったり神秘的であったりもするけれども、
作中の彼等は紛れもない現実の中で生きている。
様々な感情や境遇に翻弄されながらも、彼等の生まれ育った土地でもがきながら生きている。
幾世代にもわたる彼等を陰日向で支え続けたウルスラの存在がとてつもなく大きい。
母親って偉大だ。
死を迎えたのち、人間は土に還る。
それは、地球上の生き物の定め。
だからこそ、その環から外れたレメディオスが衝撃的過ぎた。


海外文学と栗本小説あるあるで、改行がない!
まぁ、それだけが理由じゃないけど、流石に一日二日では読み終わらなかった。
久々に時間をじっくり使っての読書でした。
併読できない人間なので、読み始めたらそれ一冊にかかりきり。
結果、『百年の孤独』とがっぷり四つに組んでしまった……(笑)
でも、良き読書時間でした。
【ガーディアン必読120/1000冊】

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