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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「目くらましの道・上」ヘニング・マンケル (創元推理文庫)

菜の花畑での少女の焼身自殺。
彼女は誰?どこから来たの?
それが主軸に話が進むのかと思ったら。
その直後に連続して発生した猟奇的な殺人事件の捜査にヴァランダーたちは奔走する。
巻頭の登場人物欄を眺めていれば、読んでいる途中で犯人に行き当たり、
それが「彼」であることに当惑する。
何故男たちは殺されなければならなかったのか。
ヴァランダーたちの捜査の進行と共にぼんやりとしたものが浮かび上がり、
彼等の捜査の傍らでその理由を推測しながら読み進める。
そして、事件が少女の自殺とどう関係してくるのか?
下巻が気になって仕方ない。

シリーズ5作目にしてガーディアン選書。
「シリーズ物は一作目から読む!」という信念(?)のもと、
この『目くらましの道』を読むために1作目から読んできたけど、
読む機会を与えてくれてありがとう!と言いたくなるおもしろさだわ。
【ガーディアン必読118-1/1000冊】

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