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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「LAコンフィデンシャル 下」ジェイムズ・エルロイ(文春文庫)




貫いた正義。
故に失くした大切なもの。
憎悪を越える正義。故に生れた連帯感。
どんな名声を与えられようとも。
どんな泥にまみれようとも。
結局彼らは警察官でしかなかった。
そして、彼らをもってしても、裁ききれなかった害悪。
あと少しで安寧を手に入れられたはずの男。
満身創痍で表舞台から去らざるを得なかった男。
残った男は彼に対して正義を誓う。
その瞬間が、とてもやるせない。
読後に残るのは、前作と同じく悲哀。
湖畔の家でのリンとエドの情交もひどく切なかった。
過去から現在へ。
点在する事象がすべて繋がっていく後半は圧巻でした。

そして物語は『ホワイト・ジャズ』へ。
暗黒四部作の最終作。
以下、若干ネタバレ??いや、心構え??
『ホワイト・ジャズ』を読まなければ、物語は真のカーテンコールを迎えることはないようです。
『LAコンフィデンシャル』ですべての片が付くと思っていると、
ラストで「ちょっと待って!」と絶叫したくなります。私はもやもやしました。
【ガーディアン必読 41/1000冊】




内容(「BOOK」データベースより)

事件その1、“血塗られたクリスマス”。署内のパーティで酔った刑事たちが勾留中の容疑者に集団暴行!事件その2、コーヒー・ショップ“ナイト・アウル”で虐殺事件発生!事件その3、複数の余罪を暗示する、あまりにもどぎつい変態ポルノ写真の犯濫!事件1、2で明暗をわけた三人は、それぞれのやり方で悪の中枢へと近づいてゆく。

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