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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ベルサイユのばら 5」池田理代子(集英社文庫)

バスティーユ陥落。
それを見届けてオスカルも旅立ち、悲しみに浸る間もなく革命は進行していく。
喪われてく幾千の命。
国王一家を救おうと奔走するフェルゼンとアントワネットからの視点で描かれる革命は、愛の嵐
生きること、愛すること。
誰しもに与えられた権利だとしても。
王妃という立場は彼女にのみ与えられたもの。
その責務に対する自覚が少しでもあったならば、
そして、国民の生活がそこそこ安定していたのならば。
歴史は変わっていたのかもしれない。
読み始めこそ少女漫画を読んでいる感覚だったけど、
最後は歴史を紐解いている感じで作品世界に没入しました。

一気読みの流れで登録2600冊目。
選書を厳選している場合ではなかった。笑
このまま『オルフェイスの窓』に突入したい気持ちになりつつもそれはまたの機会に。
このタイミングで父子家庭に育った子から
「8歳の時以来母親と会っていないから、顔も覚えていない」と言う話をされて、
思わずルイ・シャルルに重ねてしまった。
駆け足て廻ったフランス。
いつかまた行きたいなぁ。

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