きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「恋とは呼べない 1」町屋はとこ/榎田尤利(ビーボーイコミックス)
「恋は落ちるもんだよ」
とても素敵な笑顔で語る英。
そんな英が恋に落ちた相手がクソなところが、
本当にいたたまれない。
だけど、何もかもを理解した上で、関係をきっちり清算できる強さがあるから大丈夫。
クリスマスイブの日に傷心の英に文字通り「拾われた」淳平。
「恋は二度としない」と自らに言い聞かせる彼は、
過去の恋で負った傷に苦しんでいる。
傷ついても苦しんでも、優しさと笑顔を失ってはいない彼らの物語。
コラボしている小説サイドの橘高とサガンも加えての恋愛模様。
一筋縄ではいかない人たちばっかりだけど、だからこその読み応え。
何度読んでも、やきのりちゃん(猫)可愛い~~~(*≧▽≦*)!!
と、心の中で叫んでしまう。
「記念日が来るたびに恋人に捨てられたことを思い出すのか」
と泣く英の姿に、かつて
「恋人の誕生日に彼の歳の数だけプレゼントを用意して一個ずつ全部渡して
最後にサヨナラって別れてきたの。彼、予想外すぎて大泣きしてたわ」
と語っていたクラブのママを思い出す。
詳しく事情を聞いたなら、私の思いも違ったかもしれないけど、
言われた言葉だけを受け止めたら、鬼だなぁ、としか思えなかった(^^;
PR
COMMENT