「戦い続ける限りはまだ負けてはいない」
個人は巨大な敵に喰われた瞬間、人生は終わる。
だから、続ける戦いは「個人」ではなく「人類」のための戦い。
ならば、人類は一致団結……といかないところが歯痒いしやるせない。
未来を生きるためにどうすべきか。
サシャの父の言葉は説得力を持って胸に刺さる。
地に足をつけて生きるってそういうことなんだろうね。
ここにきて突き付けられる数多の疑問。
これまでの常識が通用しない巨人。
消えた村人。
芽生え始めた疑問。
それをはぐらかす者の胸の内は?
再読でもドキドキしながら次巻へ。
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