きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「進撃の巨人 30」諫山蓮創(講談社コミックス)
頁半ばで思わず本を閉じてしまったほどの衝撃が、そこにはあった。
一呼吸して恐る恐る開き、その描写に改めて息を呑む。
こんな展開が待ち受けていたとは。
彼の決意はあまりにも揺るぎなく、あまりにも重く、そしてあまりにも強い。
時空を越えたその先にあるのは、冒頭のシーン。
それは、物語が破綻なくここまで紡がれてきたことの証。
迷いなく立つ彼が、そこにいる。
あまりにも壮大な物語。
そして、容赦のない物語。
希望を匂わせることは微塵もなく、「選べ」と彼は叫ぶ。
自らの意志で、その未来を。
走る亀裂。崩れる壁。
世界は、どうなる?
1話目のタイトルと122話目のタイトルを見比べて唸る。
プロットがきっちりしているからこその物語展開なんだと思う。
読み応えがありすぎて嬉しくなる。
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