潮が自分にとっての安らぎの場であり、帰る場所であるのなら、
自分も潮にとってそうでありたいと。
そう思えるようになったことが、計にとって大きな変化だと思う。
計を守るために自分の元を離れた潮を取り戻そうと奮闘する計。
だけど、潮にとって計は既にそんな存在であったことを知らされて、胸が熱くなる。
自分の子どもの意に沿わないことを押しつけようとする親の心理が全く理解できない。
うまくいくわけないのにね。
紆余曲折ありつつも二人が手に入れた「おうち」。
守り守られ、愛し愛され。
のびのびと日々を営む二人を想像しながら楽しく読了。
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