きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ロイヤル・シークレット」ライラ・ペース (モノクローム・ロマンス文庫)
安堵と良かったねという想いが込み上げてきて泣けた。
王族に生まれつくことの閉塞感とプライバシーのなさに息が詰まりそうになる。
皇太子という立場と守らねばならない人の存在。
その中でも自分らしくあろうというジェイムスの葛藤。
セックスから始まったベンとの関係。
条件付けをしての付き合いだったはずが、
その枠を超えて深まっていく様がすっごく伝わってきて、
幸せそうな二人が伺えたからこそ決断を迫られた瞬間は苦しかった。
困難に立ち向かう日が人生最良の日。
そんな二人の前途に激励を。
そしてジェイムスを支え続けたキャスに祝福を。
本を読んで泣く時って哀しかったり辛かったりっていう場合の方が圧倒的に多いんだけど、
今回は良かったーって泣けてホント良かった。←語彙……(笑)
原書では続編があるようなので、是非とも翻訳していただきたい。
英語が堪能だったら……ってこんな時は思うわ。
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