きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「凍る月~灰色の衝動~」夜光花 (ラヴァーズ文庫)
組織の内情に更に踏込み、登場人物も増え、
物語は増々重厚さを増していく。
組織のトップ須王が、あら、とっても素敵。
獣人抹殺を唱えがら孤軍奮闘する訳ありな銀も魅力的。
光陽のことを警戒心がなさすぎと文句を言い続けた梁井だけど、
結局梁井も無条件に相手を信じたことが仇になり、手ひどい目にあってしまう。
うん。梁井もイロイロお馬鹿さん。
そういう隙というか甘さを抱えた非情に徹しきれない二人だからこそ、
殺しあうしかない獣人同士の関係を変えていくことができるのかな?
と思えてくる私も楽観的。
忍を手なづけることができたらちょっと楽しそう。←危険思想?(笑)
とりあえず今回の梁井はひどい目に遭うくらいの無神経なことを
光陽に対してしたと思うので、深く反省するといいと思うわ。
知れば知る程、みんなそれぞれ事情を抱えた一人の獣人で
目を離せない人が増えていってしまう。
完結するまでとっても楽しめそう♪
PR
COMMENT