きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ガラス玉演戯」ヘルマン・ヘッセ (Fukkan.com)
ヘッセの描く者たちの人生は、川を想起させる。
決して淀むことなく流れ続ける、澄みきった川。
そして彼らはその人生の中で生涯の友を得、或は師を得る。
それらはすべて、精神的な成長は生きている限りしつづけるものであり、
独りでは高みへと辿りつくことは困難であることを物語っている……気がする。
どこまでも謙虚に、そして滞ることなく自らの人生と向き合ったクネヒト。
晩年の彼が手にした自由、そして希望に満ち溢れた未来。
情景の描写が余りにも美しすぎて。
やるせなさに嗚咽が零れた。
こみあげる無常感。
だけど、それこそが偉人たちが繰り返してきた世の理。
だから、今を一生懸命生きたい。
20年前に太刀打ちできなかった本をこうして読み切ることができた幸せ。
だけど、理解しきれてはいないと思う。
だから、いつかまたこの物語を再読する。
もっとヘッセに近づくために。
高橋氏の翻訳。
最後の最後で奇天烈なものに出会いました。
「力士」
「りきし!?」と変な声出ちゃった。
原文はどんな単語だったんだろう?
【ガーディアン必読 64/1000】
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