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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「舞台裏のシンデレラ」安西リカ(ディアプラス文庫)

日々を全力で過ごす佳衣史のパワフルで積極的なその言動の裏側には、
10代で亡くなった姉に対する複雑な想いが絡まっていた。
一方、大手術を乗り越えて、健康を取り戻した時生。
それぞれの事情で常に「死」を意識せざるを得ない状況下で生きてきた佳衣史と時生。
関係性を鑑みれば、偶然の出会いでありつつも運命的な何かを感じちゃうよね。
三人分の人形の件はなんだかホロリとするものがあった。
時生の性格がとっても良くて、佳衣史に対する甘やかし方が素敵。
「離れられない」を自覚する二人の在り様は依存ではなく共存。
この先の益々素敵な大人になっていくんだろうなぁ。



「人魚姫のハイヒール」のスピンオフ。
前作未読でも無問題と安西さんはおっしゃっておりますが、
キャラ同士の関係性や経緯がわかるので、前作を読んでからの方がより楽しめるかと。

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