きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「薔薇の奪還」夜光花(SHY NOVELS)
あれから三年。
仲間を救い出すための強さを身に着けた啓。
サンダーと一緒に試練の間で鍛錬に励むシーン、好き。
いや、どん底でもポジティブさを失わない啓が好きなのかな?
ギリギリの状態で救出されたラウル。
そして、ギリギリのところで目覚めたレヴィン。
集った仲間を先導するにふさわしい成長を遂げた啓。
薔薇騎士と守護者。啓を中心に左右に並び立つ双璧。
ラウルとレヴィンがお互いを許容しなくとも、
認め合っていることがわかる雰囲気がすごく好き。
そのうち絶対やってくれると思っていた三人で☆も堪能出来て満足。
甘い雰囲気にならずにレヴィンとラウルがガルガル牽制しあっているのがいい。
このままで……と願うのはダメなのかな?
テンポよく進む話は、不穏な気配を伺わせて、次巻へ。
結末を早く知りたい気持ちを抑えて、読み進めます。
内容(「BOOK」データベースより)
不死者の血を引く者として、薔薇騎士でありながら薔薇騎士団から追われる身となった啓。ずっと啓を見守ってきた守護者であるレヴィンは啓の血によって死にも似た眠りにつき、もうひとりの守護者であるラウルは啓を救うために、宿敵アダムの手に落ちていた。誰が本当の味方なのかさえわからないなか、ふたりの守護者を想い、ときに孤独に囚われる啓だったが…薔薇騎士と守護者、離れることのできない運命が再び動き始める。
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