きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「薔薇の陰謀」夜光花(SHY NOVELS)
少年でいられる時間の終わり。
住み慣れた場所と親しい人たちとの決別。
否応なしに巻き込まれる陰謀。
啓が対峙しなければならない相手の醜悪さには、
不快感しかない。
お互いに贈りあう金と銀の指輪。
脅威に気付いた後の、レヴィンとラウルの息があったやりとり。
もう、どっちかひとりなんて選ぶ必要ないんじゃないの?
と言いたくなるような光景の後に展開される悪夢のような出来事。
命がけで啓を守ろうとしたラウルに対する処遇も気になるし、
眠りについてしまったレヴィンの状態も気になるし、
啓の「進むべき道」も気になるし!
いろんなことが気になりすぎて心臓に悪いです。
バラバラになってしまった三人が、また笑顔で逢える日を信じて読み進めますけど!
今ホント辛いです。
なんで他人の人生放っておいてくれないんだろう?
羨ましいからって、妬ましいからって。
相手を陥れようとする心境は理解できなくていい。
内容(「BOOK」データベースより)
薔薇騎士となり、薔薇騎士団の本部を訪ねた啓は、そこで新たな仲間たちと出会った。高潔なはずの薔薇騎士団。けれど、そこには欲望と謀略、そして、裏切りが渦巻いていた。薔薇騎士である啓を守るため、命を賭ける守護者のレヴィンとラウル。彼らは求め合う運命にあった。薔薇騎士だから、守護者だから惹かれるのか?自分の心がわからず戸惑う啓だったが、新たな薔薇騎士が誕生して―。
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