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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「threesome」榎田尤利(角川文庫)

差し出すのが愛なら、受け取るのもまた愛。
でも。
辻はその愛を受け取らない。
ただ受け流す。
財津と菊池が献身的に与える愛を、笑いながら受け流すのだ。
けれども、その愛は彼の哀しみを癒し、背筋を伸ばし、明日に向けて一歩を踏み出すための糧になる。
つまり、今の辻にとってなくてはならないもの。
財津と菊池は同等の愛は求めず、ただ辻と共に在ることを願っている。
10年後に三人の関係がどうなっているのかはわからないけれども。
今はそれがベストバランス。
辻は傅かれる女王のようにあればいい。
そうして明日を自分らしく生きていく。
二人と共に。


旧版既読。好き作品
2500作品以上のレビューをあげてきて、唯一、
自分の書き出しと文末をなんとなく覚えているのが旧版の『threesdome』のレビュー。
なんでだろう?
旧版レビューでやたら触れていた櫛田については今回触れてないですねー。
それもなんでだろう?
櫛田の顛末についてはわかっていたからかな。

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