きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「nez[ネ] Smell and Memory 」榎田尤利(SYHノベルズ)
匂いにふりまわされたわけでも、状況に惑わされたわけでもなく。
素のままで向き合って、相手に触れたいと、抱き合いたいと思ったら?
もう、恋だよね。
鷹目はそれを認めることに悪あがきしてるし、
千里がどこまで自覚的かはまだちょっと謎ですが(笑)。
とはいえ。
千里にとってはなかなかにしんどい巻。
迫り来る悪夢は、対峙しなければならない過去。
向き合って乗り越えていくためにも、鷹目が傍にいてくれてよかった。
傍にいるだけで安心して眠れる存在って偉大だと思うの。
「急ぐが、乱暴にはしない」今回の名言はコレ!
着衣を乱した鷹目はやっぱりカッコいい。→
離婚する父母のどちらにつくか。
父と母のどちらにも愛情を持っている場合、
その選択を子供にさせるのはちょっと酷だと思う。
だけど。
あ、ここからネタバレ……というか、私の推測。
離婚→選択→千里たちに仕事の依頼。
ここまでの流れが実は仕組まれたことだったら?
あんな学校に係った人物だったらそこまでやれるんじゃない?と思えてしまうところが薄ら寒い。
さて。真相はいかに?
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