きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「天水桃綺譚」凪良ゆう (プラチナ文庫)
人間に恋をした天のモモ。
手の届かぬ桃を一途に想い続けた亨。
天の神に恋をしたみそっかすのコモモ。
小学生か!と突っ込みたくなる、愛情が分かりずらい白虎。
抱えたそれぞれの想い胸に刺さる。
ピュアすぎる気持ちが切なくていとけなくて滲む涙が止まらない。
そして、健気に慕う相手を想い続けた彼らが手にした幸せに心から安堵する。
そんな素敵な物語。
読めて良かったお借り本。
別作品でも思ったけど、凪良さんの「生きる」ことに対する対峙の仕方には心から共感。
他力に縋らないところが潔くて好き。
と同時に「明日も頑張ろう」という気持ちになれる。
この表紙を眺めていると、桃狩りに行った時のことを思い出す。
四方八方桃桃桃……
楽しくて美味しかった♡
良質なファンタジーと藤さんのイラストは抜群の相性だと思う。
そして白虎と言えば四神。四神と言えば平安神宮の御朱印帳!
いつか頂きに!!という野望を抱えたまま何年経っただろう?
うん。いつか、必ず☆
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