きままに読書★
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「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いⅠ」」香月美夜
マインの神殿での奮闘と、ルッツの家族問題に焦点の当てられた巻。
山積する問題と、それに対する解決策がお見事。
ガミガミ怒鳴りながらマインに色々なことを指南してくれるベンノだったけれども。
ルッツに関してはルッツの父・ディードの言い分に納得。
とは言え、拗れに拗れた家族問題はディードの言葉不足が原因。
うん。
いくら家族だって、ちゃんと言葉にしないと思いは全く伝わらないんだよ。
マインは口にしすぎて自爆してるけど。
神官長曰くの「もめ事をジャッジするときは全ての言い分を詳らかにする」
忘れがちだけど、改めて胸に刻みました。
家族はちゃんと分かりあえてるのが一番。
挿絵のベンノのカッコ良さに、全く違和感を感じなくなってみました。
よかったよかった。
すぐに次巻に手を出せる状態ではないので、一応問題に決着がついたところでのエンドに一安心。
うがー!つづきーー!と気になる引きじゃなくてよかった(笑)
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