きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「うなじまで、7秒」ナツ之えだまめ (フルール文庫 ブルーライン)
貴船の伊織に対する最初のアプローチの仕方は最悪。
訴えられるレベルですよー、と思うわけだけど、
身体から始まって絆されるのはある意味BLあるある。
ところが。
快楽に翻弄されながらも、伊織が簡単に流されなかったところが良い。
貴船の想い。
伊織の想い。
成就に至るまでのそれの想いが丁寧に描かれていて、
最初は独りよがりにしか感じられなかった貴船の溺愛が心地よく感じられる。
お兄ちゃん(伊織)大好きっ子の弟・隼人の態度が
私の想定外だったところがとても良い。
きっちり描かれているお仕事描写から伊織の仕事に対する姿勢が伺えて、
貴船はこういうところに惚れたのね、と噛みしめてみた。
作家買いだったり、読メでのレビュー買いだったり、
別の書籍でおススメされていたり。
その本を買った理由ってそれなりに判別できるんだけど、
これを積読棚で見つけた時は何で買ったのかさっぱりわからなかった本。
たまーにそういう謎本が出現します(笑)
でも、読んで買ったことを後悔することはないから、やっぱり欲しくて買ってるんだよね。
COMMENT