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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「なぜ君は絶望と闘えたのか―本村洋の3300日」門田隆将(新潮文庫)



私には何も言う権利はないなぁ、と。
本書を読みながら思うところは色々色々色々あったけれども。
公の場で語れるような言葉は何一つ持ち得なかった。
ただ、彼らが絶望の中で闘い抜いた九年という長い歳月を知ること、そして考えること。
この本を手にした者の責務として、それは心に刻まないといけないと思った。
支えあって、人は強くなれる。
立ち上がることができる。
一人では太刀打ちできない理不尽に、立ち向かうことができる。
その手で人を殺めることは絶対に許されないこと。
そして、その人間を裁く側の人間が、真実を捻じ曲げようとしてはいけない。

読後にジワジワ込み上げてくる想いを吐き出したくてたまらない。
でも、毒にしかならないから飲み下す。
かわりに溢れる涙。
泣きたくなんてないのに。

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