きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「アウト & アウト」木内一裕 (講談社文庫)
やられたなぁ、と思いつつ。
ラスト、涙ぐんでしまった。
くっそー。←褒めてる。
「やらせてみたかった」
そんな理由で一人の青年の未来を奪った男は万死に値する。
ふざけんな!←憤っている。
あとは、これぞエンタメ!と突っ込み不要で楽しく読了。
客に「帰れ」と言う不遜な探偵・矢能を取り巻く問題を抱えた男たち。
殺人事件に巻き込まれた矢能と彼らとのやりとりがとても愉快。
危機回避のためにはここが正念場!というタイミングで
畳み掛けるように矢能に降りかかるトラブル。
「最悪だ……」からの逆転劇がお見事。
栞ちゃんの存在が癒し。
始めましての作家さんは久しぶりの背表紙買い。
(棚をスラ~~っと眺めて、気になったタイトルで手に取る)
前作『水の中の犬』があるようなのでそちらも読んでみよう。
個人的に一番インパクトが強かった人は
「工藤でございます」の工藤さん。
イメージ映像は何故かキツネ目。何故?(笑)
PR
COMMENT