きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「カブキブ!5」榎田ユウリ (角川文庫)
まるっと一冊夏合宿。
一年生の成長物語。
演技以前のところで問題ありありの三人。
大人に相談しつつも、根本的な問題は生徒たちで解決しようとする姿勢が良い。
そして、その手段が斬新でおもしろい。
問題点が改善されていくにつれ、上級生と新入部員たちの仲も
一つにまとまっていく。
仁がイイ感じで絡んできてくれるようになったなぁ。
夏祭りで想定外のアクシデントがあったものの、一致団結して合宿は終了。
そして文化祭の配役決定。芳先輩、良かったね。
あとは練習あるのみ!と言いたいところだけど、
不穏な問題は積んだまま次巻へ。
部活動だけじゃなく、それぞれの子たちのバックボーンがしっかり描かれてるから
読み応えがあるし、説得力がある。
そして気付くと歌舞伎の知識がインプットされてるところも上手いなーと思う。
プラスして、巻末おまけ、ありがとうございます!(笑)
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