きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「カブキブ!6」榎田ユウリ (角川文庫)
自分の思い通りにならないことを他人のせいにして、
挙句、思い通りにならない責任を取れ!という輩は嫌いです。
謝ったって済まない事態になりかねなかったよ?
片や、自分が何をやっているのかを自覚して立ち回っている渡子。
この子の悪意は気持ち悪かったけど、その一方で潔い。
そんなこんなで揉めつつも、着々と進む文化祭準備。
立ち上げ当初からは想像もつかないくらい大掛りになったなぁ。
初舞台で硬くなっている子たちの緊張の解し方に爆笑。
それは遠見先生にしかできないよ。
その一瞬は一生に一回だけのもの。
もう一波乱を乗り越えて、全力で楽しむ彼らの姿を早く見たい。
阿久津と丸ちゃんの夫婦漫才みたいな雰囲気がとても好き。
可愛いなぁ、この二人。
字幕があると舞台から気が削がれるのはオペラで経験済み。
演じている内容を理解したくて
どうしても電光掲示板の文字を追ってしまう。
あれはもったいなかったけど、
演目の内容がわからなかったから仕方なかった。
能は意味不明で、内容を理解することは最初から放棄して
立ち居振る舞いとその衣装に魅了されっぱなしで観劇終了。
何やってたのかはさっぱりわからなかったけど、
伝統芸能として脈々と受け継がれてきていることだけは納得した。
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