きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「キル・ゾーン6 赤と黒」須賀しのぶ(コバルト文庫)
血を流し、歯を食いしばり、己の肉体を極限まで駆使して戦って、
どうにか生き延びる。
そんな戦いの渦中にある彼らの中に紛れ込んだ人ならざる者。
人知を超えたモンスターを相手にはまともな戦闘なんてできないことを思い知らされる。
その力をキャッスルの元に帰るためだけに駆使した傷だらけのラファエルの姿が痛々しい。
そう、これは人間の物語。
痛みを抱え、人を愛し、地に足を付けて足掻く人たちの物語。
だから怪獣大決戦にはならないはず。
そして、足の手術を終えて戻ったエイゼンの姿に安堵。
荒れたキャッスルに対する対峙の仕方はお見事。
『ブルー・ブラッド』はノーチェックだったけど、
こちらも集めるべき?
リンク作品は読まねば!という使命感に駆られるのは、本読みあるある(笑)
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