きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「スカーレット・ウィザード 2」茅田砂胡(C・NOVELS)
行方不明の宇宙船を捜索するための、悪条件下での飛行。
そこに仕組まれた罠。
個性的な面々と愉快な会話に思わず笑いが込み上げるけど、陥った事態は相当深刻。
身内に暗殺を目論む裏切り者を抱えたジャスミンをフォローするために、
ケリーがその真価を発揮し、周囲の人たちに認められていくのがなんだか嬉しい。
「あなたは、誰です?」
誰であっても、ケリーはケリーとして認められていくんだろうなぁ。
「契約」から始まったふたりが「夫婦」として距離を縮めていく感じが好ましい。
言い得て妙な「ハーレクイン・バイオレンス」
夫婦喧嘩も規格外のど迫力でした。
その気になれば巨額の富を手に入れることができるであろう男の望みは
「人の知らない宇宙を誰よりも先に知ること」
ケリー、カッコいいなぁ。
そして、誰かのために命がけで行動を起こせるジャスミンもカッコいい。
惚れ惚れしつつ、次巻へ☆
内容(「BOOK」データベースより)
一匹狼のこの俺が、あろうことか巨大財閥の副総帥におさまった。総帥のジャスミンと結婚したからだ。おまけにこの女王には物騒な敵がいて、街中でコマンド部隊に襲われるは、探査宇宙船は消失するは。当分、退屈だけはしそうにないがこんどはニンシン?だと!?海賊なんだぞ、これでも俺は…。どうにも異色な宇宙恋愛物語。
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