忍者ブログ

きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「三国志12 ~霹靂の星」北方謙三 (ハルキ文庫―時代小説文庫)



出てくるたびに、あ、馬謖、と思いながら読んでしまったせいか。
孔明と向き合うシーンで大泣きしてしまった。
ここで泣いたのははじめてだわ。
馬謖が好きな訳でもないんだけどね。
張飛といい馬謖といい。
北方テイストが加わって、なんとも魅力的な人物になったよなぁ、と、つくづく思う。
そして最後に散っていった蜀にとっての大きな星。
歩みを止めることなど許されない、孔明の背負った孤独がやるせない。
一方の魏。
「実現できることは夢ではない」
常人には図ることのできない力を持っていたはずの、曹丕の諦念が哀しい。
どよーん、とした気分のまま、最終巻へ。


遥か未来の銀河の彼方で。
シェーンコップが「泣いて馬謖を斬る」と言った時にはびっくりしたわ。
凄い!古来からの書物がここまで!って。←ちょっと間違った感動の仕方(笑)
そして友だちが「この間上司の机にあったメモに「泣いて馬謖を斬る」って書いてあってさ。
誰のこと?って考えちゃったよ」と言っていたのも忘れられない。

拍手

PR
  

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 5 6 7 8
11 12 13 15 16
18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

プロフィール

HN:
みやこ
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- きままに読書★ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]