きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「囀る鳥は羽ばたかない 8 」ヨネダコウ(H&C Comics ihr HertZシリーズ)
二年待ってこのスロー展開。
なんの焦らしプレイですか?という想いと、
それ以上にずっと緊張感を孕んだままこの作品を読み続けることができる僥倖を噛みしめる想いと。
ただ、ため息。
どんなに距離を置こうとしても、会わなかった期間が4年あったとしても。
顔を見てしまえば、その存在を傍らに感じていまえば、
相手の存在からもはや目を逸らすことは不可能で。
内面の想いに惑乱することになる。
禁断の知恵の実が象徴するのは、どんな想いなのか。
矢代は抗い、百目鬼は多分腹をくくっている。
前巻に続き今回もまた、そこで終わるんですかー!?と心の中で絶叫して読了。
ずっと息をつめて読み続け、読了してようやく息を吐く。
そんな感じ。
この緊張感、なんだろう?
百目鬼の表情が本当に変わらなくて、なんだかいたたまれない気持ちになる。
彼も、そして矢代も。
心の底から笑える日がくるといい。
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