きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「妖奇庵夜話 顔のない鵺」榎田ユウリ (角川ホラー文庫)
縺れてこんがらがった糸。
絡まった糸を解いて手繰っていけば、
その操り元は事件に関わった者たちを嘲笑うかのような質の悪い悪意。
「お前が欲しい」という青目の執着の方がまっとうに思える。
正直、伊織と青目の間には、彼ら以外の誰かには介在してほしくないなーと思ってたんだよね。
でもやっぱり出てきましたか、「鵺」。
早々に退散してくれないかなー。←おい。
二人にはヒリヒリした緊迫感を背負って一対一で対峙して欲しい。
まぁ、それは私の願望。
ひとり、またひとり。
伊織の身近な者が傷を負っていく。
ねぇ、脇坂。それは誰を思っての言葉だったの?
8月の完結巻のタイトルは『ラストシーン』。
ドキドキします。
そして待ちに待った『機龍警察』の続刊も8月。
わー、私的には小躍りしたくなる新刊が続々。
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