きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「岳飛伝 6 転遠の章」北方謙三 (集英社文庫)
西へ、南へ。
或いは、海を越えて東へ。
じわじわと広く根を張っていく漢たち。
静かにそして着実に、蓄えられて行く力。
活動域が広がれば、思わぬ人との邂逅も待っている。
別々のことに尽力していても、離れた場所にいても、
彼らの在り様は「梁山泊」なのである。
そしてここでまさかのゼロリセットとなり、
人生のリスタートをきることになった漢がひとり。
いや、びっくりしたわ。
え?そうくるの?という想定外の展開。
この先が楽しみで仕方がない。
岳飛と蕭炫材、燕青と李師師が向き合うシーンがとても好き。
そして私は秦容の今後がとてもとても気になります。→
『水滸伝』『楊令伝』を共に読み、同じく『岳飛伝』で足踏みしていた友だちに
「岳飛伝読み始めたよ~(だから一緒に読んで読んで)」と報告(&催促)をしたら
「いいよね。あんたのダーリンまだ生きてるから」
と言われてみました。
はい。
私のダーリン(笑)は、まだまだ現役で渋く活躍中です。
ちなみに彼女のダーリンは林冲。
そして彼女からは「アルスラーン戦記読み終わったけど?(そっちこそいつ読むの?)」
と返ってきたので「来年ね」と答えておきました。
時間が全然足りないww
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