きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「希望の地図 3・11から始まる物語」重松清 (幻冬舎文庫)
その過程を見てきたからこそ。
「希望」の言葉が胸に刺さる。
たとえ、前に進む以外に選択肢がなかったのだとしても。
何もかもが破壊されつくされた場所に、人々は建物を作った。
雇用を守った。或いは、生み出した。
生活の基盤を再生し、今なお、その先を見据えて頑張っている。
だから足を運ぶ。
閖上に、南三陸に、気仙沼に。
時には少し足を延ばして岩手や福島に。
大袈裟な使命感はない。
その土地のものを食べに、自然を満喫しに。
作中に出てきた様々な場所を自分が訪れたのはある程度整備されてからで、
それまでの人々の頑張りを知れることが心強い。
3.11には震災関連本を。
これからも続けていきたいマイ・イベント。
今年は新しくオープンした南三陸の道の駅に行くことと、
震災後初めて浄土ヶ浜に行ってみることは確定済。
楽しみ。
本の内容とは関係ないけど、震災ごみの処理に関して書かれた記事を貼っておきます。
https://www.bosai.yomiuri.co.jp/biz/article/6242
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