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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「彩雲国物語 八 光降る碧の大地」雪乃紗衣 (角川文庫)

一つの山場を越えると同時に、先につながる伏線が随所に見受けられる巻。
印象的だった影月が朔洵に対して怒りをぶつけたシーン。
わかるわー、と、共感しまくりでかつて抱えた悔しさを思い出してしまったわ。
粗末にする命なら、生きることを切望しつつも明日が約束されない人に与えて欲しい。
命のやり直しはできない。できないんだよ。
(作中の例外はおいといて)
「尽きるまで幸せであるように」という華眞の言葉通り。
他者から与えられる幸せを知り、また、他者に幸せを与えることのできる彼らは
やさしく、そして強い。
その幸いを糧にこれから立ちはだかるどんな苦難も乗り越えていくことを疑ってないよ。

お友だちにお借りしてここまで一気読み。
とっても面白かった。
続きはワンクッション置いてから。
手元にあったら延々と読み続けていそうだったわ。
20年近く前かな?
アニメシリーズが放送された時に友だちに頼まれて毎週録画して
DVDに焼いて送ってあげていたんだよね。
その時は私は観ないままで送っていたんだけど。
今こうして原作を読んでいる不思議。

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