秀麗は「初の女性官吏」として相当なものを背負って日々を生きている。
そうだよね。
後に続く人たちのためにも、途中で引くことはできない。
そんな彼女を目にして、齢八十を超えた現役官吏が負けていられない、と、
微笑む(表情は書いてないけど間違ってないと思う)シーン、好きだなぁ。
影月の生い立ちがあまりにも絶望に満ちていて。
だけど、幸せを伴ってくれた出会いがあって。
ここまで歯を食いしばって頑張ってきたからこそ、
生きることを最後まで諦めないで欲しい。
同録の短編には気になっていたことの顛末が描かれていてすっきり。
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