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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「彩雲国物語 十六、蒼き迷宮の巫女」雪乃紗衣 (角川文庫)

楽な方に、簡単な方に、流れる人は誰もいなくて。
誰もが必死で踏ん張って頑張っている。
玉座を巡る劉輝と旺季の会話がとても興味深い。
王たる在り方は人それぞれで、どれが正解というものはなく、
それを決めるのは世情であり、その時代に生きた人であり、歴史であったりするんだろうなぁ。
とはいえ。
やるべきことをきっちりやらなければ話にならない。
この巻のアナザーストーリー、とてもよかった。
幼い燕青が「生きるしかない」と言って泣いた理由、
叔斉が生き延びた理由とその状況、
そして清苑の辿った運命に抉られる。
一気に読んできて……あれ?次で最終巻?
勝手にまだまだ続くと思っていたので、急に寂しくなってきた。



アナザーストーリー。
すごく良かった。
良かったんだけど。
燕青だけならまだしも、
梁山とか晁蓋とか阮小五とか言われると、意識が別な方に飛ぶんで
ちょっと勘弁してほしかった。(個人的都合)
『北方水滸伝』再読したくなる~~~。

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