きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「機龍警察 狼眼殺手」月村了衛 (ハヤカワ・ミステリワールド)
【再読】
前線で身体を張れる上司には、そりゃあ部下はついていくよね、とつくづく思う。
誰が敵か?を探ることも必要だけど、
誰を信じるか?に私は重きを置きたい。
この人なら、と懸けられる人との出会いは、ある意味行幸。
特捜部以外の部署の面々の言動の幼稚さにがっかりしつつも、
少しは歩み寄れてるかな?と思う面も。
そして様々な事件と対峙してきた特捜部の面々の
内面の変化と成長がビシバシと伝わってきて感慨深い。
こういうのはシリーズ物の醍醐味。
さて。そろそろ明かして欲しい「敵」の正体。
しょぼかったら暴れるけどそれは杞憂かな?
ライザと緑の関係。
沖津の置かれた状況。
「敵」の輪郭。
「キモノ」不在。
好き作品の再読だけあって色々覚えていたけど、
「狼眼殺手」の意味するところをきれいさっぱり忘れていた自分にびっくり。
興味のありどころ……と片付けるには、重要ポイントすぎ。
タイトルですけどー。
まぁ、何度も読んで楽しめばいいよね。
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