きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「機龍警察 白骨街道」月村了衛 (ハヤカワ・ミステリワールド)
<敵>が蠢くその場所は、黒よりも深い闇色で、
醜悪極まりないものだった。
巧妙に仕組まれた罠により
海外の劣悪な環境下での戦いに身を投じぜざるを得なかった姿たち。
警察を、ひいては日本を蝕む悪を暴こうと奔走する刑事たち。
彼らと共に六道を巡りながら、
過去の日本の過ちと、現代社会が内在している問題を突き付けられる。
外に目を向け、情報を拾い、考えることを放棄してはいけない。
空しい。でも無駄ではなかった。
悔しいけど、そう思うしかない幕引き。
嫌いにならないで。
この国を。
そしてここにきてまさかの第四の男の登場。
この物語から、どうしたって目が離せない。
今回のヒーローは間違いなく關だと思う。
半端なくカッコイイ。
だけど私は姿推し。
「お、きっと狂喜乱舞の8月となるよ♡」
相思相愛な読友さんの言葉は間違ってなかった(笑)
読み終わってすぐに読み返したい。
そんな衝動に駆られる作品。
好きすぎてやばい。
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