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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「汗血公路: アルスラーン戦記4」田中芳樹 (光文社文庫)



多極化した勢力のそれぞれの視点から語られる物語。
故に、壮大な歴史絵巻を見ているようで面白い。
加えてファンタジー要素も見え隠れするからなんだか贅沢。
言葉は違えども、人と人ならわかりあえるのかな?という思いを打ち砕くのは宗教という壁。
だが、アルスラーンの陣営に民族や崇める神の異なる者たちが少しずつ加わり、
周囲と軋轢なく生活を共にしていっている。
それは彼らが人種や宗教で他者を区別しないから。
ある意味、国のあるべき姿だと思えてならない。
アルスラーンの元に依ったパルスの者たちが上げた反撃の狼煙。
だが、王都で逆転劇が起こったことを彼らはまだ知らない。


なんか展開早いな、と思ったけど。
一冊一冊発刊を待って読んでいたころに比べたら、
一気読みをしているんだから、それは早いよね。
というわけで、王子二人に王が加わって、
ややこしさ倍増しの展開に。

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