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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「落日悲歌―アルスラーン戦記〈3〉」田中芳樹 (光文社文庫)



あんなのが国王で大丈夫ですか?と思う国と。
後継者あんぽんたんだけど大丈夫なの?と思う国と。
そしてパルスの王は獄中で、王子たちの出自は行方不明。
こうなってくると、
「国」に仕えるのではなく、アルスラーンという「人」に仕えると言い切った
彼らの想いが、何より正しい気がしてくる。
より良い国を築いていくための拠り所になるのは人。
何故アルスラーンの周囲には才気溢れる者たちが集まるのか。
ヒルメスには一生わからないだろうね。
巻を重ねるごとに増える登場人物。
それぞれが個性的で面白い。
そんな彼らがだんだん減っていくのが怖いのよ。(田中さんだから)

明日会社行きたくないわー、と久々に思う。
読書していたいから。(笑)
再読なのにグイグイ読まされてしまう。

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