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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「河北新報のいちばん長い日」



何をすべきか。何ができるのか。
自問しながら懸命に情報を発信し続けた人たちの記録。
そして、あの日起こった震災の記録。
毎日目を通し続けた誌面を今改めて目にし、色々な思いが込み上げる。
日常に呑み込まれて忘れてしまいそうになるけれども。
時々、こうして振り返ることは大事。
そのツールとしての本は偉大だ。
「新聞製作、輸送、配達」
何一つ欠けても、新聞は私たちの手元には届かない。
あの災害に見舞われた直後、新聞の発行を成し得た河北新報社。
それがどれだけ大変な事かは、被災地にいた私は少しは想像できる。
加えて、彼らがどんな思いで記事を書いたのかを、今知ることができてよかった。


地震で学んだことの一部を記載しようと思います。
周知のこともあるかと思いますが、お役にたてれば。
①水。
地震直後はまだ水は出ていました。
でも、いつ止まるか分からない状況で一番最初にやること!
それはお風呂に水を張ることです。
そして、飲料水確保の為にありったけの容器に水を汲んでおくこと!
ウチはこれをしていたおかげで、 水が完全に断たれた翌朝から慌てずにすみました。
②防災袋。
そのうち買えばいいや~、と思いがちな防災袋。
結婚式の引き出物で頂いたこの袋が、思った以上にお役立ちでした。
③必需品。
母が明るいうちに引っ張り出してて役に立ったもの。
・懐中電灯
・あるだけ乾電池
・カセットコンロ&ガスボンベ
・電池式のラジオ
これにプラスして食糧の備蓄があれば、自宅でそれなりになんとか過ごせます。
あと自転車!
あるとなしとでライフラインが止まった後の物資の調達具合が全然違います。
車がつかえないとなると、歩きと自転車とでは行動半径が全然違うので。
④おまけ。
キャスターが付いているものは揺れに強いです。
絶対に転がっていると思っていた液晶テレビ。
キャスター付きのテレビ台にのっかっていたおかげで、
1.5m近く動いていたけど、倒れていませんでした!
自室の等身大の鏡はキャスター付だったので、これも無事。
隣室のキャスター付じゃない鏡は倒れてバリバリに壊れてました。






内容(「BOOK」データベースより)

それでも新聞をつくり続けた。2011年度新聞協会賞受賞。被災者に寄り添った社員たちの全記録。

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