シリーズ最終巻。
物語にかかわった人たちが生まれ育ち、愛し、仕事を営んできた藤井沢商店街。
そんな街を、え?最後は出て行ってしまう物語なの??と一瞬首を傾げたわけですが……
違ったね。
「ただいま」「おかえり」
無条件で自分を迎え入れてくれる場所。
無条件で自分を抱きしめてくれる場所。
誰かが自分を待ってくれている場所。それが故郷。
そういった場所があるっていうことは、とても心強いし、支えになると思う。
そんなことをやさしく伝えてくれる物語でした。
うん。
終始暖かな気持ちになれる素敵な物語でした!
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