きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「生還せよ」福田和代 (角川文庫)
一作目で自衛隊を辞めることを考えていた安濃が、
本作では見事に職務を全う……というよりも、
職務を逸脱してまでの暴走を
結果的には職務と言わしめるほどの活躍を成し遂げる。
あそこまで腹を括れるとは思わなかったけど、
それもこれも窮地に陥った友を救うため。
安濃の行動原理は変わらないなぁ。
一つの任務を終えた彼は究極の選択を迫られることになる。
それをこちらに委ねられるのはいい。
だけどっ!
家庭問題どうなった!?ってとこ気になるじゃん!
という、消化不良要素を残しての読了。
これ続刊出るのかなぁ?
続刊ありきのエピだよね?
「終戦」という区切りの日では戦争は終わらない。
むしろ、そこから始めなければいけないことがたくさんある。
そのことを改めて考えさせられた。
爪痕はそう簡単には消えない。
バディ物を勝手に期待して勝手にワクワクしていた私は
バディは早々に離れ離れになってしまって、勝手にがっかりしました。
未読の本はあれこれ想像せずに無心で手に取らねば(笑)
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