きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「潜航せよ」福田和代 (角川文庫)
これヤバイわ、おもしろいわ!で、一気読み。
中国で起こった政変、亡国の徒の暗躍、
巻き込まれた安濃、彼を巡って奔走する自衛隊の面々、
深く沈んだ海底での戦いを余儀なくされる浪虎。
この浪虎の在り様がとてもカッコイイ。
そして硫黄島から対馬に異動になった安濃の立ち位置がなんだかとても面白い。
誘拐されたり殺されかけたりで本人満身創痍だけど。
とはいえ、愛されキャラ健在。
ラストはタイトルに隠されたダブルニーミングに震える。
誕生した《勇猛果敢・支離滅裂》コンビは私へのご褒美。
そして国盗りを持ちかけた男と応じた男の行く末は?
次巻、読むしかないよね。
五條さんの『鉱物シリーズ』を読んでいるタイミングでこちらのシリーズを読む。
このシリーズは内容を全く知らなかったけど、同時期に手に取ったのは何だか運命的。
「知らない人についていってはいけません」
これは子どもだけじゃなく、大人にも当てはまるんだということを改めて。
『迎撃せよ!』→『潜航せよ!』→『生還せよ!』
これちらのシリーズは順番に読むべし。
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