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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「翳りゆく夏」赤井三尋 (講談社文庫)



事件は解決している。
事の顛末もわかった。
だから、もやっとしているわけではない。
ただ、心底気になって、そして知りたくて仕方がない。
その後彼らがどんな人生を選択したのか、を。
「余韻」という言葉とは全然違う。
ただ気になって気になって仕方のない読後。
自分だったら?のifは
「目の見えない人の不自由さは目を閉じただけではわからない」
という千代の言葉通りでしかない。
だから提示してもらいたい、という思い共に
これはこれで完成形なのだと納得できる部分もある。
ものすごい吸引力のある作品だった。

金額あわせのためにポチッとした作品だけど、
とても良い引きだった。
Amazonのカートの中に300冊近く入っていて、
ブックオフでオーダーする時に送料無料まで金額が足りていないと
そこから見合った金額の本を引っ張ってくる……という買い方をします。
だから、ブックオフではコレが欲しい!と明確に意図して買うものの、
Amazonの方は何でカートに入っているのかもはや分からない作品が多数(笑)

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