きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「血の冠」香納諒一 (祥伝社文庫)
最初からファンタジー設定の場合はさておき。
現代物の事件解決において私と友だちの三大NG。
①超人類(神さまとか)の存在で解決
②超能力ですべて解決
③実は・・・でした。(納得できた作品もある)
この作品は③に該当することはネタバレ拾ってたから
「何故」に焦点をあてて読み進める。
事の発端は、26年前の殺人事件を模倣した現代での殺人。
人物設定。彼らの抱えた壮絶な過去。過去と現在の絡み。
全てが面白く、グイグイ読ませる。
だけど、ラスト、何かが惜しい。
「惜しい」部分が私の好みと合致すればどっぷりハマれると思っている作家さん。
次作に期待!
とりあえず、既に手元にある本を読むときは、
直前に熱帯の評価を覗きに行かないようにしよう。
と、心に誓いました(笑)
余計な情報を拾ったのはもったいなかったなぁ。
最初からまっさらな状態でドキドキわくわくしたかった。
んで、最後「はぁぁ~!?」ってなりたかった。
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