きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ガーランド -獣人オメガバース- 下」 (ダリアシリーズ)
己の気持ちを自覚し、その想いをまっすぐに伝えたジル。
ディエゴの誠実な想いにすっぽりとくるまれる感覚がとても心地良い。
震えるほど切ない擦れ違いを経て想いを伝え合う二人に
幸せを噛みしめるのだけれども。
ジルを想い続けたアルバートがとても不憫。
やらかしたことはとても誉められたことじゃないけど、
その喪失感はやるせない。
想ったから想われるわけじゃないのが辛いところだよなぁ。
良い人に出会えるといいね。
「魂の番」という強烈な引きがない代わりに、
ゆっくりと気持ちを育んでいく様が描かれていて彼らの想いがじわじわ沁みた。
エピローグでは幼少時のルアードとジュダの可愛らしさにほっこりする。
この二人が大人になったらあんなふうになるのね~、と思い描けるのは、
本編既読の特典。
巻末の漫画で甘さを噛みしめて、ラストのイラストでとても幸せに読了。
PR
COMMENT